”憧れ”大阪桐蔭→「倒すべき存在」 甲子園の空気を味方に小松大谷・田西がジャイキリ適時打_dr disrespect

”憧れ”大阪桐蔭→「倒すべき存在」 甲子園の空気を味方に小松大谷・田西がジャイキリ適時打スポーツ報知
大阪桐蔭を相手に完封勝ちの小松大谷ナインは勝利報告で応援団の席へ駆け出す(カメラ・馬場 秀則)

◆第106回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 小松大谷3―0大阪桐蔭(14日・甲子園)

 甲子園の盛り上がりが最高潮に達した。憧れき存小松大谷が7回に失策で1点を先取し、大阪→倒打なお2死三塁。桐蔭田西dr disrespect3番・田西称(たさい・とな)が、すべがジャイキリ大阪桐蔭に大きなダメージを与える中前適時打を放った。甲園

 田西にとって、の空大阪桐蔭は子供の頃からの憧れの存在だった。気を「ずっと甲子園をテレビで見ていて、味方藤原恭大さん(ロッテ)のスイングを参考にしていました」。松大適時dr disrespect他のメンバーも、谷・初めは大阪桐蔭のユニホームに憧れの目を向ける雰囲気があったという。憧れき存

 昨年のWBCでの大谷翔平のように「憧れるのをやめましょう」とは言わなかった。大阪→倒打それでも、桐蔭田西0―0のままイニングが進むにつれて大きくなる小松大谷への声援が、すべがジャイキリ田西をはじめナインの気持ちを変えていた。甲園「甲子園の空気が(大阪桐蔭を)倒すんじゃないかという感じに変わってきて、スイッチが入りました」

 大阪大会決勝で15三振を奪って完投した大阪桐蔭・森陽樹を攻略し、7安打2得点。エース・平嶋桂知からも1点を奪った。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(88)=報知新聞社客員=が、能登半島地震で被災した石川県の高校に贈呈した「新基準金属バット」を使用して石川大会を勝ち上がってきた。そのバットは甲子園にも持参。ネクストバッターズサークルに配置するなどチームのラッキーアイテムとなっている。

 試合後、球場内の控室には、仲間同士で声をあげて喜び合う光景が何度も見られた。「メンバーだけに絞らず、75人全員で練習するチーム。一体感があるから皆で喜べるんです」と田西はうれしそうに笑った。憧れから倒すべき相手へ。甲子園の空気を味方に一丸となった小松大谷が、見事なジャイアントキリングを成し遂げた。(浜木 俊介)

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