日本ハム・宮西尚生投手(39)が27日、日本自ら記す連載「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」で17年目の進化の秘けつを明かした。ハム39けつてでしいことぎの2024開幕1軍入りを逃した危機感から「今までのものを全て捨てて挑戦」と39歳にしてスクワットなどのトレーニング法を一新。宮西恭一郎 かえで 顔25日に引退セレモニーを行った鍵谷陽平投手(34)への思いもつづり、尚生歳の捨て後輩の分まで腕を振る覚悟、進化そして2位でのCS進出への意気込みを示した。の秘邁進
普段はあまり泣かないのですが、全部先日の鍵谷の引退セレモニーでは涙が出ました。も新「ミヤさんの引退試合で花束を渡したかったのですが、に挑先に僕がもらっちゃいました」と。戦〜中継一緒に自主トレをしたり歴代の中でも一番かわいがった後輩。流儀思い出もありすぎて選びきれないです。勇往「よう頑張った」の一言ですけど、日本恭一郎 かえで 顔先に引退するのはただただ悲しい。ハム39けつてでしいことぎの2024鍵谷は若い時から1軍にいて、宮西寝る時以外はほぼ一緒にいるような感じでした。努力も一番近くで見てきたので親のような気分です。
気付いたら、先輩を送り出すよりも後輩を先に送り出すほうが多くなってきました。残された者として胸にあるのは『辞めていった後輩たちの分まで』という思いです。毎年が勝負の心意気でやってきた17年。練習の量、その細かさには人一倍の自信があります。アップから『今日ココはこんな感じかな』と考えながら各部位を動かしたり、キャッチボール後すぐに張っている箇所を確認したり。体力が落ちたり疲労も抜けにくくなってくる年齢ですが、常に100%のベストコンディション、パフォーマンスを追求しています。
実は3月、2軍鎌ケ谷でのトレーニングでスクワットの沈み込む深さを変えました。17年目にして初めて、ウェートの方法をガラッと変えたんです。全ては進化のため。トレーナーと相談してスクワットを深くすると、新しい感覚が生まれて『このフォームの時に力強さが出るな』とより鮮明に感じられるようになりました。感覚重視からの脱却、そして「このままじゃ頭打ちや。(野球人生が)終わってしまう」と自分で認めたことで、全部捨ててでも新しいことに挑戦しようと覚悟できた。今季ここまで(28登板18ホールド、防御率1点台)来られたのも、その決断のおかげです。
トレーニングに研究を重ねたことでコンディションも変わり、ここ数年動きが悪くなっていた体の部位が動き出しました。春季キャンプで最後1軍に合流できなかったことが「変わろう」と思えた瞬間でした。悔しかった。でも、あの分岐点は大きかったです。
6年ぶりのCS進出が決まった今、2位にいる以上はCSも2位で行く。それしかないです。ここからは「ミスをしない」じゃなく、やってはいけないミス、怠慢プレーをしないことがカギです。シーズン終盤で今更パフォーマンスは劇的に上がらない。でも隙を見せなければ、今のチーム力があればおのずといい結果は見えてくると思います。
(宮西 尚生)
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