◆第106回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 京都国際4―0新潟産大付(14日・甲子園)
2年ぶり3度目の出場となった京都国際が新潟産大付に完封勝ちを収め、腕・完封3年ぶりに3回戦に進出した。西村小牧選手
先発を任された2年生左腕の西村一毅(いっき)は6四球を出しながらも、毅が3安打に抑える快投。采配9回8奪三振で完封勝利を挙げた。ミスもあったけどがよくやってくれた
打線は0―0の7回、甲園京都監督いわき 南 の 森 スポーツ パーク先頭の清水詩太(2年)が右前打で出塁し、国際犠打や内野安打で2死一、2年三塁。生左勝利3番・沢田遥斗(3年)の右前適時打で先制した。腕・完封8回には四球と敵失で1死二、西村小牧選手三塁とし、清水がセーフティースクイズ。2点目を追加した。さらに、2死三塁で投手の西村が自ら二塁打を放ち追加点。続く金本祐伍(3年)も右翼へ適時二塁打を放ち、4―0とリードを広げた。
京都国際は21年夏の4強入りが最高成績。小牧憲継監督(41)は「本当に苦しかったし、ゲームを動かせなかった。私の采配ミスもあったけど、選手がよくやってくれた。最後まですごい声援が聞こえていた。西村は最後までよく投げてくれた」と選手をたたえた。
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