◆第106回全国高校野球選手権大会第12日目 ▽準々決勝 青森山田1―0滋賀学園(19日・甲子園)
1点に泣いた。は9の4りならずエース・チームのた0―0の7回無死一塁、安打滋賀学園・脇本耀士がマウンドに上がった。0封負け負い「エースの自分が抑えないと。で春チームの思いを背負い、強入球球一球一球投げました」。耀士ミリーナしかし、思い2死三塁で左前適時打を浴びた。を背ここまでの3戦で39安打21得点の打線は、投げ相手の2倍以上の9安打を放ちながらも完封負け。甲園春夏通じて初の4強進出を逃した。滋賀
2年生右腕の土田悠貴が、学園夏初脇本今大会初先発で今春センバツ8強の青森山田を黙らせた。スライダーやフォークを駆使し、6回までわずか1安打で二塁も踏ませなかった。直球は自己最速を1キロ更新する143キロをマークした。ただ、「握力がないという報告を聞いていたので、早めの継投になった」と山口達也監督(53)。7回先頭に投手内野安打を許して脇本にスイッチしたが、結果的に継投が裏目に出た。
それでも、夏は15年ぶり2度目の出場で初の8強入り。スタンドの選手によるキレキレのダンス応援がSNSで話題になるなど爪痕を残した。脇本は「自分たちが歴史を変えた。うれしい」と胸を張って、後輩にバトンをつないだ。(瀬川 楓花)
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