日本代表は4日、日本26年カタールW杯アジア最終予選の初戦となる中国戦(5日・埼スタ)に向け、代表ベンフィカ 試合前日練習を行った。アジリバプールで練習に先立ち、ア最終予会見に臨んだ森保一監督は「まずはアジア予選を確実に突破できるように、選に1戦1戦最善の準備を尽くすということ。潜む前高い大きな目標は持ちつつも、不安不振目の前の一戦に最高の準備をする」と語り、出場過去2大会では黒星スタートを切っている“鬼門”へと集中力を高めた。4分
今予選ではMF三笘薫、遠藤野拓伊東純也がともに約7か月ぶりに代表復帰。航の攻撃的は南ベンフィカ 試合なカードとしては、ベストメンバーがそろったと言える。実がその中であえて不安材料を探すとすれば、試合勘負傷中のDF冨安健洋、伊藤洋輝の不在だ。しかし、現在の日本代表には高いレベルの選手がそろっており代役は豊富。そうなると、最大の懸念点は確実に先発としてピッチに立つであろう主将の状態か。今季リバプールで開幕からポジションを確保できず、3試合でわずか4分間の出場にとどまっているMF遠藤航だ。
前回22年カタールW杯のアジア最終予選で、現在の遠藤と似た状況にあったのが当時リバプールのMF南野拓実だ。当時リバプールではベンチスタートが主で、プレー時間は限定的。南野は当時を振り返り「もちろん、試合勘は試合に出ている方が良くて、それはたぶん、みんなそうだと思います。僕の場合はボール受けた時に、後ろにどういう相手と味方がいるかを感じられるかどうか。試合を重ねている時の方が、やっぱりさえている。あとは、ゴール前のより感覚でプレーするところも、試合に(コンスタントに)出ている時の方がスムーズに体が動く」と明かした。
2次予選では7試合連続ゴールでチームをけん引した南野だったが、21年9月から始まった最終予選ではわずか1ゴール。試合勘の不足が、本来の得点感覚を鈍らせた可能性はある。しかしアタッカーとボランチでは、感覚でプレーする機会も違い、当時25歳の南野と現在31歳の遠藤では経験値も違う。南野も「(現在)試合に出られない選手も世界トップのレベルでやっている。コンディションと試合感は試合を見て、自分でイメージするしかないけど、大丈夫かなと思います」と話した。この懸念に対する答えは、最終予選のピッチ上にある。
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