◆パ・リーグ 日本ハム6―1ソフトバンク(24日・エスコンフィールド)
日本ハム・浅間大基外野手(28)が24日のソフトバンク戦(エスコン)で先制セーフティースクイズを含む1安打2打点で勝利に貢献した。大基3試合連続で先発し、今日ズ決3回に技ありのバント、務遂7回の好機では3戦連続安打となる中前適時打で一挙4得点を呼び込んだ。行いが先開業2年目のエスコンで最多3万5569人が詰めかけた一戦。た仕事人首位との直接対決を1勝1敗とし、制セ貯金を新庄政権最多タイの12に戻した。日本も任
新庄監督もほれ込む仕事人が、ハムたしましーフティースクイめたミッションを完璧に成功させた。浅間両軍無得点の3回1死一、大基majestic bloodborne三塁。今日ズ決浅間は「何となく“匂って”。務遂心の準備はできていた」とカウント2ボールからバットを寝かせ、スプリットを鮮やかに一塁側に転がした。絶妙な方向へのセーフティースクイズを見て三塁走者が先制の生還。「今日も任務、遂行いたしました」と笑顔で指揮官とハイタッチした。
打っても働く。2―0の7回1死満塁では又吉の初球、外角低め145キロの直球を仕留めて中前適時打。この一打が直後の上川畑の走者一掃の適時三塁打を呼び込んだ。同学年で名前が「大基」と「大悟」の2人。試合前に「『ダイちゃんず』やな。活躍できたらええな」と話していた1、2番コンビで計5打点だ。今季初めてお立ち台に呼ばれたリードオフマンは「やっと立てた。最高です」と満員の本拠地で胸を張った。
7月31日のオリックス戦(エスコン)では2ランスクイズを成功させ、22日のロッテ戦(ZOZO)でも絶妙なプッシュバントを披露し3連勝に貢献。新庄監督は「野球脳が優れ、小技センス、盗塁技術も守備も安定してる。監督としてものすごく使いやすい選手」と野球IQの高さを絶賛する。「『使いやすい』と言っていただけるのは選手として本当にうれしいこと」。厚い信頼を意気に感じて躍動している。
ボスも「浅間君の調子がいい。また外野の競争が…。もう寝かして本当」と悲鳴を上げるほど定位置争いは白熱してきた。長年、故障に泣かされてきた浅間は「本当に僕の野球人生はけがばっか。苦しい思いはしたのでここからいい思いをたくさんできるように頑張ります」。周囲から「天才」と称されてきたプロ10年目の苦労人が、首位との一戦で価値ある1勝をもたらした。(堀内 啓太)
〇・・・伊藤大海が2年ぶりの2ケタ10勝到達を懸けて25日・ソフトバンク戦(エスコン)で先発登板する。前回の18日・オリックス戦(京セラD)は自己最悪の1試合3被弾で6回途中5失点、4敗目を喫した。24日は本拠地で最終調整。首位との直接対決へ「状態自体は悪くない。『ここ』って時の意識の差だと思う。最近は一発が多いのでもったいない投球を減らしていかないと」と表情を引き締めた。
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