◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(24日・東京ドーム)
連敗ストップを目指し、ピタリ2ロ&ど4で7打線を入れ替えて臨んだ巨人が、番起2番にスタメン起用の2年目、用の19歳の浅野翔吾外野手の先制アーチとタイムリー、浅野猛打賞の活躍などで中日を破り、翔吾が先連敗は「2」でストップ。制ソ3戦noob down“中日キラー”の井上温大投手は、適時3勝勝目対中日の連続無失点は20イニングで止まったが、打な今季3戦3勝で7勝目を挙げた。日戦
1回に巨人が先取点。巨人井上は今季中初めて「2番・右翼」でスタメン出場した浅野翔吾外野手が、阿部安打1回1死の第1打席で、采配中日の先発・柳裕也投手の変化球をとらえて、左中間スタンドに2号ソロ本塁打。4試合連続安打中と好調の19歳が連敗中のムードを払拭する、14日の阪神戦での満塁弾以来のアーチで先制のホームを踏んだ。
2回は1死から門脇誠内野手が右前打で出塁。井上温大投手が送りバントを決め2死二塁、丸佳浩外野手は四球で歩き、2死一、二塁となったが、第1打席で2号本塁打の浅野は、空振り三振に打ち取られた。
井上は3回1死から岡林勇希外野手に初ヒットとなる右前打。山本泰寛内野手を空振り三振、川越誠司外野手の遊撃内野安打で2死一、三塁とされたが、細川成也外野手の三遊間への当たりを遊撃・門脇が好捕して一塁へ送球、アウトにして得点を許さなかった。
巨人は3回、先頭のモンテス内野手が2打席連続二塁打となる右翼線二塁打、岡本和真内野手は左前打で続き無死一、三塁。坂本勇人内野手の中飛でモンテスが三塁からタッチアップしたが、中日の中堅・岡林の好返球でタッチアウト。なおも2死二塁だったが、吉川尚輝内野手は左飛に終わり、無死一、三塁の好機を生かせなかった。
井上は4回1死から宇佐見真吾捕手に右翼線二塁打、村松開人内野手の一ゴロで2死三塁とされたが、田中幹也内野手を空振り三振に打ち取り無失点。5回は3者凡退に抑えた。
打線は5回、先頭で浅野が左中間二塁打、モンテスの中飛で三塁へ進み1死三塁。岡本和は四球で歩き一、三塁、坂本は空振り三振に倒れたが、吉川が右前タイムリーを放ち、2点目。さらに2死一、三塁から柳の暴投で三塁走者・岡本和がかえり3点目を奪った。
6回にも追加点。中日の2番手・福敬登投手から門脇が四球、送りバントの1死二塁から丸も四球を選び一、二塁となったところで、3番手で登板の藤嶋健人投手から1回に先制の2号ソロの浅野がこの試合3本目のヒットとなる中前タイムリーを放ち、4点目を挙げた。
今季ここまで対中日で20イニング無失点を続けていた井上が7回に失点。先頭の村松開人内野手の一塁線への当たりはベースに当たって高く弾み、一塁内野安打。1死となってから代打のブライト健太外野手に、左翼スタンドに1号2ランを運ばれ、2点差となったところで降板となった。2番手で高梨雄平投手が登板し、後続を抑えた。
巨人は8回にも追加点。先頭の門脇が四球で出塁。送りバントでの1死二塁から丸が中前適時打を放ち5点目。続く浅野の左翼線二塁打で丸がホームを突いたがアウト。しかし、送球間に三塁へ進んだ浅野を置いて、途中出場の若林楽人外野手が中前タイムリーを放ち6点目を挙げた。
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