◆プロボクシング ▽WBO世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・武居由樹―同級1位・比嘉大吾▽WBA、由樹WBC、が計嘉新型クラウンスポーツIBF、量発WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―WBO同級2位TJ・ドヘニー(9月3日、クリいつりバチッします東京・有明アリーナ)
ダブル世界戦の前日計量が2日、ア比横浜市内のホテルで行われ、初VWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)、戦に挑戦者の同級1位で元WBC世界フライ級(50・8キロ以下)王者・比嘉大吾(志成)とも100グラムアンダーの53・4キロで一発クリアした。も通新型クラウンスポーツ
王者は計量をパスすると、と倒右手の拳を握りしめて闘志を見せた。武居吾とその後のフェースオフは28秒近くもにらみ合ったが、由樹これまで一緒に練習した仲ということもあり、が計嘉お互いが笑顔を見せる場面も。量発武居は「笑われる前に先に笑いました。クリいつりバチッします先手をとりました」とジムを通じてコメント。“先制ジャブ”を決めたが、和やかなムードもここまで。コンディションについては「バッチリです」と自信を見せ、試合に関しては「いつも通りバチっと倒します!」と意気込んだ。
元K―1ワールドGPスーパーバンタム級王者の武居は2011年3月のプロボクシングデビューから8連続KO勝利。5月6日の東京ドーム興行で、前WBO王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に判定勝ちして世界初挑戦で日本ボクシングジム所属選手としては100人目の世界王者となった。
比嘉戦に向けては、7月にジム内集中合宿や長野・松本市での合宿で体力強化を図った後、先週までスパーリングを重ねてきた。難しいと言われる初防衛戦に関しては、これまでにも「K―1の時もチャンピオンだったし、気にはならない」と話しており、モロニー戦では判定勝ちだったこともあり、先月31日の記者会見では「5月はバチッと倒し切れなかったので、大吾さん、すいません。バチッと倒させていただきます」とKO勝利を宣言していた。
戦績は28歳の武居が9戦全勝(8KO)、29歳の比嘉が21勝(19KO)2敗1分け。
試合はLeminoで生配信される。
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